年明け早々に大きな揺れから始まり、
落ち着かない日々を過ごしていらっしゃる方も多いと思います。
皆様のご家族、友人の方などご無事でいらっしゃいますか?
幸い私たち夫婦は家族共々元気でおります。
内灘町の中でも未だに断水が続いて、大変不便な生活をしている方も多い中
うちは断水もなく、揺れによって倒れたものもなく、普通に生活しています。
お風呂に入った瞬間、ご飯を食べる瞬間、ベッドにもぐりこんだ瞬間、スーパーで買い物をしている瞬間、ガソリンを給油している瞬間、暖房をつける瞬間、いろんな時に、ふと「申し訳ないなぁ」と思います。
親しい友人が珠洲の実家に帰省していて、
家が倒壊し左足を骨折。
道が寸断されていて病院に行けず、もちろん救急車も来てくれず、
痛くて痛くて寒くて寒くて不安の中そのまますごしていました。
心配で心配で
3日の早朝に「入院できた」との報告を受けた時は嬉しかったな~。
息子さんと弟さんが何とか運転して、病院まで運んでくれたそうです。
しかし、入院しても停電のため手術ができず、、、
やっと5日に富山市内の病院に転院し(自衛隊の方が運んでくれました)
あさって10日にやっと手術できることになりました。
未だに骨折したまま痛みと闘っている友達がいるので
本当に今回の地震は他人ごとではありません。
祈る事しかできない自分の無力さが歯がゆいです。
痛くて寒くて不安で大変なのに、
友達は辛いとは言わず、私が無事であることを喜んでくれています。
能登の人はやさしくて、辛抱強くて、
「能登はやさしや、土までも」の言葉通り
だなと身に沁みます。
今の自分に何ができるのか?
石川県民だけでなく、世界中の人が考えていると思います。
今はとにかく、犠牲になられた方へのご冥福,
被災された方の安穏、
命をかけて救助救援にあたって下さっている方への安全と感謝を祈りつつ、
普段とかわらない生活をしていくことしかできないなと思います。
これから長い時間、復興が続きます。
長い時間の間には何かできることが見つかるはず。
それまで、体力温存しておきましょうね。