こんにちは天の声です。
春になりましたね!!
青空が気持ちまで明るくしてくれます。
今日は私の現在の症状についてお話しさせて頂きます。
パーキンソン病を簡単に説明すると、
脳の指令を伝える「ドーパミン」と呼ばれる物質がありますが、
パーキンソン病になると、ドーパミンが減ってしまい、脳の指令をうまく体に伝えられなくなります。
そのため体が動かしにくくなったり、震えたりするなどの運動に関わる症状が出てきます。
なぜドーパミンが減ってしまうのかは、現在の医学ではわかっていない為、根本的な治療方法がありません。
関節が固くなる、動きにくい、震える、字が書きにくい、お箸がうまく使えなくなる などの運動症状と、
立ちくらみ、においがわかりにくい、便秘、頻尿、疲れやすい、うつ症状、肩腰、手足の筋肉痛、夜眠れなくなる、日中眠くなる、等の精神的な様々な症状が出てきます。
人によって症状は違ってきます。
私の状態は、
運動症状としては、
歩きにくい、立ち上がりにくい、方向転換するときにバランスがとりにくい、
字が書きにくい、
そのほかの症状は、
立ちくらみ、疲れやすい、腰が痛い、日中眠くなる、においがわかりにくい
等です。
根本的に治せる薬はありませんが、症状を和らげる薬があります。
現在飲んでいる薬は、二種類、
まず「アジレクト」
脳にはドーパミンを受け取る場所(受容体)があります。
ドーパミンは受容体に届く前にMAO-Bという酵素で一部が分解されますが
アジレクトはこのMAO-Bの働きを妨げることで受容体に届くドーパミンの量の低下を抑えます。
最初、この薬だけで症状が楽になるのか検証しました。
少しだけ症状は改善しましたが、動きにくさは改善されなかったため、薬が追加されました。
それは「イーシードパール」
脳で「ドーパミン」に変わり、足りていないドーパミンを補う薬です。
朝と夜一錠づつ追加になりました。
だいぶ楽にはなりました。
しかし午前中は元気なのですが、夕方になると疲れと重なって夜ご飯の準備がとっても大変でした。
先生に相談し、昼も追加してみることになりました。
この薬の飲み方が、一番軽い症状の服薬になるそうです。
先生は私の症状がすごく軽い為、薬も通常よりだいぶ少ない状態から様子を見てくれたようです。
朝昼夜と薬を飲むようになってからは、随分楽になりました。
ただ日中とても眠い。
立ちくらみがつらい。
疲れやすい。
病気になる前の六割ぐらいの元気さかなあ?
家にいる時はすごく元気だと思っていても、買い物にでかけたりすると、すごく疲れてしまいます。
久しぶりに会った人が、以前のように普通に話しかけてくれるのですが、
相手の方の元気なオーラにたじろいでしまうことがあります。
私も病気になる前は、相手の状態を考ずに、元気いっぱい話しかけていました。
元気を分けてあげたいという気持ちがあったのかな。
でも、自分が弱っている時は、その元気さがまぶしくて、圧倒されてしまいます。
静かにそっと声をかけてくれると嬉しいです。
今の状態はこんな感じです。
ゆっくり時間をかけて、休み休み仕事と家事をしています。