PET検査の結果

天の声です。

 

ペット検査の結果は

 

転移部分は腰椎、お腹のリンパ節の他、腸骨、あばら骨、左肩の下のリンパ節。

 

以前転移のあった、すい臓や胆嚢は大丈夫みたいです。

 

脳のМRIでは、放射線科の先生からは転移を指摘されませんでしたが

呼吸器内科の担当医からは、怪しい影が二か所ある為引き続き経過観察が必要。

もし転移があっても放射線で治療可能とのことでした。

 

現在使用の抗がん剤は耐性を持ってしまった為、抗がん剤変更は決定です。

 

すぐにでも入院したいところですが、

 

金沢の病院でセカンド・オピニオンを受けることにしました。

 

夫がガンになってから地元の新聞をみていると、

金沢市内でとても大きな有名な病院の研究報告がしばしば載っていまして

 

二年程前の新聞に

テストステロン(男性ホルモン)の投与によって、男性のガンの症状を改善する可能性があることを突き止めた。

 

今年四月の新聞には、

分子標的薬に耐性を持った肺ガン細胞に対し、耐性を解除して

再び治療効果を上げることが期待できる仕組みをあきらかにしたと発表した。

 

との掲載がありました。

 

こういった治療ができないのか、確認してきます。

 

 

 

最初に効果のあった『タグリッソ』は半年ほどで耐性が現れ、血栓の副作用も出たため中止しています。

タグリッソを使っている時は、腫瘍マーカーは標準値内に入ったことはありませんでした。

 

その後、効果のあった『ジオトリフ』は昨年三月から投与しているので、一年半もの間

効いてくれていました。

腫瘍マーカー標準値内を何カ月もキープしてくれました。

これはすごいことです。

 

夫の肺がんは、遺伝子の変異によって起きていますが、

 

めずらしい変異で、あまり例がないそうです。

 

分子標的薬には『イレッサ』を代表とする第一世代

『ジオトリフ』のような第二世代

『タグリッソ』は第三世代です。

 

第三世代(一番新しい)の抗ガン剤より、

第二世代の抗ガン剤が夫には効いたことになります。

 

先日、呼吸器内科の担当の先生にお聞きしたのですが、

夫の遺伝子の変異は一般的ではない為

珍しい変異にも効果があると言われている『ジオトリフ』

を使ってみたそうです。

 

夫の為に何人もの先生が話し合って決めてくれた事をお聞きして

感謝がこみ上げてきます。

 

今回セカンドオピニオンを申し出た時も快く承諾してくださって、

報告書をすぐに作成してくださいました。

 

まだセカンドオピニオンの日は決定していませんが、

決まり次第ブログに載せますね。

 

血栓ができたときの迅速な対応、そして今回の背骨の手術と放射線治療

どちらも夫にとっては幸運です。

 

 

痛みは少し減ったみたいです。

7日8日と、バスケットボールの大会が岐阜県であり、

チームの皆さんと行ったくらいなので、(もちろん試合には出ませんが)

だいぶ良くなったのだと思います。

 

便秘もスッキリ改善したわけではないですが、

それでも少しずつ良くはなってるみたいです。

 

このブログを書いている私「天の声」も

体調は良くなっています。

 

友達の家に遊びに行く元気も出てきました。

 

2人とも痛い所だらけで、ゆっくりしか歩けませんが

それでも歩けることは有りがたいです。

 

このまま穏やかな時間が続きますように。