呼吸器内科待合室での出来事

「天の声」です。

 

先日、夫と呼吸器内科の待合室で診察を待っている間、少し離れた場所に私たちと同年代のご夫婦がいらっしゃいました。

 

ご主人「あー、嫌になる。悪いことばっかり。」

奥様「そんなこと言わんと・・・」

 

と、ご主人をなだめていらっしゃいました。

 

その後ご主人は肺機能の検査室から呼ばれ中へ入り、奥様は待合室で疲れ切った様子でうなだれていました。

 

それを見ていた私まで重ーい空気にひっばられそうでした。

 

その時、気が付いたことがあります。

夫は一切ネガティブな発言はしません。

 

ガンになってしまったことに対してもそうですが、17歳で知り合った時から59歳の今まで一度も、ネガティブな言葉で私を困らせたことがありません。

 

これってスゴイことですよね。

 

夫が人間ドッグから帰ってきて、ガンの可能性があることを知った日から私は10日間泣き続けていました。

 

仕事から帰ってきたらいつも私が泣いているなんて、夫にしたら本当に嫌になりますよね。

 

「泣くな」と本気で怒られました。

 

どうやって気持ちを私が切り替えることができたか、どんな話を夫がしてくれたのかは覚えていませんが、その日から泣くことはなくなりました。

 

私の思考回路は結構ネガティブ方向に傾くことが多く、物事の先を考えすぎて動けないことが多々あるのですが、夫はまったく正反対です。

 

起こったことはどうしようもない、これから先どうしよう

と前向きにいつも考えています。

 

改めて夫のポジティブさを尊敬するとともに、感謝してます。

 

いつもありがとね♡(^^)