夫がガンになって思う事

こんにちは、「天の声」です。

 

以前のブログに書きましたが、夫がガンかもしれないとわかってから、私は10日間泣き続け、その後夫の前向きな言葉で泣くことはなくなりました。

 

ガンかも、ガンじゃないかも、と病状がはっきり確定されるまでが一番辛かった時間です。

 

肺腺ガン、背骨に転移しているステージ4と診断されてからは、どのように治療していくかだけ考えていたので、不安な気持ちより、治療に対する前向きな気持ちに変わっていきました。

 

ペット検査の際、もしかしたら大腸にも脳にも転移しているかもしれないと言われたので、その二つの転移がなかったことに安堵しました。

 

何度か入院を繰り返しましたが、副作用が少ないことも有り、夫はいつも元気です。

どれだけ夫の元気な気持ちに支えられたかわかりません。

 

 

5年ほど前、私の両親が二人そろって体調を崩し、母は要介護5、父は要介護2となり、仕事、病院への付き添い、施設探しと、家事をする時間もない日々が続いたことがあります。

 

最近そのころの事をブログに書いてみようとしたのですが、途中で吐き気がしてきて書くことが出来なくなり、書いた文章をすべて消してしまいました。

 

無我夢中で親の施設探しをしていた時期が、相当私の心にダメージを与えていたことに

ブログを書くことによって気付けました。

 

私の適応障害はその頃からのストレスの積み重ねも影響しているのではないかと思います。

 

親の介護からのストレスが癒えないまま、夫がガンになってしまい、適応障害を発症したのだと思います。

 

夫の入院中は私の療養期間となり、ゆっくり休むことができたのは本当に良かったです。

 

「おはよう」と言えること。

 

朝早く起きてお弁当を作れること。

 

「行ってらっしゃい」と送り出せること。

 

「お帰りなさい」と迎えられること。

 

普通のことですが、幸せな時間だと気付きました。

 

そう気付くと、一日すべて幸せな時間です。

 

なので、現在私はとても幸せです。

 

 

 

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