こんにちは「天の声」です。
10月30日に私の父が亡くなりました。
86歳でした。
父は肺炎で亡くなりましたが、たくさんの病気を抱えていました。
喘息、狭心症、進行性核上性麻痺(しんこうせいかくじょうせいまひ)
この進行性核上性麻痺という病気は、パーキンソン病と初期の症状が良く似ています。
父がパーキンソン病では?とドクターに言われたのが六年ほど前。
私はその時からパーキンソン病のことを調べていたので、自分の症状がパーキンソン病にあたるのでは?
と思い、何度もドクターに聞いていたのです。
父はパーキンソン病治療薬が効かず、何も治療できずに、どんどん体の動きが悪くなっていきました。
治療薬が効かないので、進行性核上性麻痺かもしれないが、そうだと断定することもできない。
との診断でした。
父は5年ほど前から介護施設で生活していました。
施設内で転倒し大腿骨骨折という大怪我をした際、神経内科のドクターが色々と検査をして下さって、やっと進行性核上性能麻痺と診断されました。
が、
治療法はありません。難病指定されている病気です。
病気が進行していくのを、黙って見ているしかありません。
コロナの為、施設への面会制限もあり、なかなか会うこともできませんでした。
しかし、施設にいれば安心です。
父はとても陽気な人で、くだらない冗談をよーく話してて
介護してくださってる方々と仲良くしているのがわかっていたからです。
施設の皆さん、本当にありがとうございました。
八月末にコロナ感染し入院。
コロナは治ったのですが、熱が下がらないため継続して入院していました。
それから二カ月頑張っていましたが、10月30日に亡くなりました。
コロナの為お見舞いにも行けず、どういう状態かもわからず病院にお任せするのみ。
苦しまずにいてほしいと祈っていました。
亡くなってからの父の顔は、本当に穏やかで、肌も綺麗で、苦しくはなかったんだろうなと思えたので良かったです。
父は晩年、病気ばかりで辛い日々を過ごしていましたので、
亡くなって自由に動けるようになって喜んでくれているといいなと思います。
私がパーキンソン病だとわかったのは、父のお蔭だと思っています。
「お父さん、大切に育ててくれてありがとう。」
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